バルコニーで星を眺める家

約12帖の明るいリビング。天井を梁見せにすることで、天井を高くタテの広がりを感じることができます。造作のテレビボードは可動式になっており、ご家族の生活スタイルに合わせて置く場所を変えることができます。

リビングの隣に配置した和室は、建具を引き込みにしました。建具を開けた状態にすると、リビングの一部のような感覚で使用することができます。

キッチンの正面に掃き出し窓、背面にも窓を配置して、たっぷりと光が入り込んで明るい空間になりました。何かと物や書類で溢れがちなキッチンですが、キッチンの裏側に壁厚を利用して収納を設けました。

横並びのキッチンとダイニングは、対面式より配膳手間が少なくて済み、家事がラクな配置です。リビングとダイニングキッチンはロールカーテンで仕切ることができます。壁に囲まれた空間ですが、天井高を2.6mにして圧迫感を感じないよう工夫しました。

道路に面したダイニングの南側には、視線を避けるよう高窓と地窓を配置しました。高窓からは柔らかい光が入り込み、空を眺めながら食事をすることができます。窓の間には同じ横幅のニッチを配置することでデザイン性にも配慮しました。

広めのバルコニーは最高のプライベート空間です。広い見晴らしと満天の星空が手に入ります。バルコニーでありながら、リビングにいるようなくつろぎの空間で、外からの視線を気にせずにBBQや読書、ランチなどを楽しめます。

クローゼットの扉を天井までにすることで、見た目すっきり、たっぷりと収納できるようにしました。折れ戸の扉はほぼ開口の大きさに開くので、物の出し入れもしやすいです。

寝室の奥にウォークインクローゼットを設けました。寝室の東側には本を読んだり、趣味を楽しめる畳コーナーがあります。

小屋裏のスペースを活用した10帖の収納。生活スペースを狭めることなく、大きな収納空間を確保しました。屋根断熱・遮熱を施しているので、快適にお使いいただけます。収納だけでなく、お子様の秘密基地や趣味のお部屋など様々な使い方ができます。

壁一面に大容量の収納を設けました。収納真ん中の小窓と採風玄関ドアで、風通しもばっちりです。棚はすべて可動式になっているので、入れる物に合わせて高さをかえられます。

青空に美しく映える真っ白な壁。シンプルで飽きのこないデザインです。夜には窓から漏れる光が内側の暖かさを感じさせてくれるます。外壁には天然成分100％のスイス漆喰｢カルクウォール｣を使用しています。静電気を帯びないのでほこりを寄せ付けず、自除作用があるため外壁に汚れがついてもきれいな白壁に戻していきます。