house

年を経るごとに美しい

この家は、100年後の方が美しいかもしれない。

本物と作り物との違い。それは、時間が経つとよく分かる。
たとえ、汚れたり朽ちたりしても、本物の木や自然素材は、それも味となり愛着が湧いてくる。人はなかなか100年生きられないけど、この木の家は、手入れさえすればそれ以上長持ちする。100年後、大黒柱を愛おしく撫でる孫の姿を想像してみる。その時家は、まだ美しいに違いない。

大切なことって何か、少し分かった気がする。

日本の住まいは“夏を旨とすべし”。そうして培われたのが伝統の木造軸組工法だと聞いた。でも今は、“冬を旨とする”技術も進み、地震にも強いらしい。一年中快適で環境にもやさしく、安心なのがうれしい。
ベランダ,夜景

やわらかい空気が流れる木の家で、家族との充実した時間が流れていく。言い表せない幸福感は、丁寧に建てられた家だから湧き出るもの。本当に、想像以上の家づくりができたと思う。勾配天井,リビング

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