くつろぎのリビングと和室の家

玄関ホールの扉を開けると、キッチン・ダイニング・リビングがLの字に続きます。玄関とリビングの間に和室が配置されている間取りで、和室にある3方向の建具はすべて引き込み戸になっており、全て開けると和室もLDKの一部のように使用できます。

南側のお庭に面した明るいリビング。ダイニング・リビングとは建具なしでつながる間取りですが、和室との間に収納と造作のテレビボードを配置して柔らかく空間を区切ることで、リビングで落ち着いてくつろぐことができます。

キッチンと並列型のダイニングは、配膳動線が短く家事ラクな間取りです。背面には天井高の収納を設けました。3枚引き戸にすることで3分の2の開口が取れるため、物の出し入れが非常にしやすいです。キッチンとの間の壁には、好きな雑貨を置いて楽しむことができるよう飾り棚を設けました。

背面収納は、キッチン家電もたくさん置ける広さです。吊戸棚も設けたため、パントリー代わりの収納と併せて、充実の収納スペースです。キッチンやダイニングに物があふれることがなく、スッキリと過ごせます。奥の扉を開けると勝手口に繋がっています。

LDKに隣接して設けた和室は、玄関からも直接入ることができます。お客様にプライベート空間を見せることなく和室にお通しできます。風通しと採光を考慮して、押入れの下部に地窓を設けました。

オリジナルの洗面台。コンパクトな空間ですが、収納力を確保するために、吊戸内部が下がってくる収納を採用しました。

リビングの一角に、旦那さまの書斎スペースとして造作のデスクを設けました。正面はホワイトボードになっており、マグネットを貼ることができます。収納棚も設けましたので、お仕事に使われる書類の他、説明書や保証書なども保管することができます。

1階にファミリークローゼットを設けました。普段着をここに収納することで、洗濯物を各部屋に運ぶ手間が省けます。浴室、脱衣場、洗面台の並びにファミリークローゼットを配置したため、服を着る・脱いで洗濯機に入れる・洗濯する・干す・畳む・しまうという生活動線、家事動線が1階で完結します。

勝手口の外に壁に囲まれたサービスコートを設けました。勝手口はキッチンに繋がっているため、資源ごみなどのごみ箱を置いておくこともできますし、自転車スペースとしても活用出来ます。

屋根はスッキリと切妻、外壁は2色の貼り分けによりモダンな雰囲気を作りました。ウッドデッキが和室からリビングまで横長につながっており、洗濯を干したり縁側のように使うことができます。