L字型の和モダンな平屋

リビングのソファーの位置は、その時々のスタイルによって配置を変える事が出来ます。
ケース1としては、TVに対して正面に配置する。
ケース2としては、写真のようにお庭に向かってソファーを配置する場合も可能です。この場合には休日のくつろぐ時間にお庭を見ながらお茶を楽しんだり、お子様がお庭で遊ぶ姿を見ながらの時間を過ごすことが出来ます。

住まいの中心となるLDKは、光と風を十分に取り込み出来るようにし広々とした空間を実現しました。
LDKから水廻り、ファミリークローゼット、寝室、子供部屋にそれぞれつながっており、生活動線が非常にコンパクトです。

ダイニングとキッチンは横並びの並列型となっています。この配置のポイントは配膳の動線が横への移動のみとなりますので、移動距離が非常にコンパクトです。また、キッチンの背面には家電を配置するカウンターと手前にはパントリーを配置しました。

ダイニングの背面にはデスクを設けてあります。時には奥さまのスペースとして、時にはご主人のPC用として、将来はお子様の宿題をするスペースとして活用できます。

オリジナルの洗面台を設えたパウダールーム。人工大理石のカウンターはハイバックタイプでシャワー水栓が壁面にあり水栓周りの汚れの軽減となります。
脱衣室から洗面台を分離させパウダールームがあることによるメリットは、お友達がお家へ来られた際に脱衣室を見せなくても良い点と、お子さまが女の子の場合、お風呂を使用する際に着替えをしている時に脱衣室の戸を開けられるようなストレスが無い点があります。

脱衣場に通常設置されるモノとしては「洗濯機」と「洗面台」ですが、洗面台を脱衣から分離したことにより洗濯機の横には可動式収納棚を設置でき、洗濯機周辺をスッキリさせることが出来ます。

共働きや花粉対策として、室内干し用のランドリールームを設置いたしました。
季節や天候によっては外干しが出来るように勝手口もご用意しています。

将来お子様は2人を。とのことから、家族の成長に配慮した可変性をもった考え方のご提案です。
お子様のお部屋は2室を想定していますがある程度の年齢になるまではワンルームで広く使用し、それぞれに個室が必要となった際には間仕切りを後から施工します。
またその先、お子様が独立しそれぞれに家庭をもたれ、ご実家へ来られるような夏季休暇や冬季休暇などの際には、間仕切り壁を無くすとお孫さんがまるで合宿のようにワイワイ・ガヤガヤしながら楽しい時間を過ごせます。

広々としたウッドデッキで休日の時間を楽しんだり、夏にはプールを設置することも可能です。また、上部には屋根があるので、夏の強い日差しをカットすることも可能です。

玄関には、ご家族用のシューズクローゼットの配置の他にトイレと手洗を配置しています。
今回のお住まいは平屋ですが、トイレが2箇所用意しています。1か所は玄関ホールの奥に、もう1か所はリビングの奥にあります。通常時はプライベート空間にあるトイレを使用する頻度は高いと思いますが、朝トイレがご家族間で同時になった際や体調不良の際、また、来客用としての考え方により、平屋でありながらトイレを2箇所設けています。

最近人気のある平屋の住まいを、塗り壁の外壁と屋根の軒を深くして縦格子を使用した和もダンススタイルに仕上げました。