施工事例
- 和モダン 2階建て
玄関に大きな吹抜けのある家
- 床面積:約69坪(約228.6㎡)
- 間取り:6LDK
家づくりの背景
こちらのオーナーさまとの出会いから「家づくり」=「幸せづくり」を本格的に始めるまでには、10年以上の月日がかかりました。これは、建築ご予定地に制約があったこともありましたが、その間様々な建築会社を検討され、最終的には富田製材にその夢を託してくださいました。外観は富田製材が創業以来得意としてきた本格和風住宅ですが、内部は和モダンに仕上げてあり、本格和風と和モダンが融合しています。見どころは、玄関の吹抜けに存在する松の梁木の力強さと、2階の和室から玄関吹抜けを眺められるようにした部分です。通常、中窓とする部分を掃出し窓にし、建具も引き違いではなく全開口を可能として、広さの演出をしました。リビングから外の眺めも気持ちよく、朝日も沢山取り込める明るいお家です。
【リビング】
2方向に窓があり、床板や造作のテレビボードの木材も淡い色にすることで、非常に明るい空間になりました。造作のテレビボードは壁付けのため、隙間からホコリが入り込むことがなくお掃除がラクです。テレビ上部にも棚を設け、テレビ周りの機器やDVDなどを余裕で収納することができます。中窓の下にも収納を設置し、棚にはお気に入りの雑貨やご家族の写真を飾ることができます。
【リビング・ダイニング】
リビングとダイニングは上吊りの引き込み戸で仕切ることとができます。リビングのエアコンを早く効かせたいときや、落ち着いてテレビを楽しみたいときなどは、建具を閉めることで個室にすることができます。半透明な建具にしたことで、戸を閉めても圧迫感なく過ごすことができます。
【ダイニング・キッチン】
対面式のキッチンは、ダイニングやリビングで過ごすご家族の様子を見守りながらお料理をすることができます。キッチンの裏側には、棚を設けました。ダイニングでよく使用するティッシュや小物を収納したり、好きな雑貨を置いて楽しむことができます。
【キッチン】
リビング・ダイニングと比べてややダークな色合いのキッチンは、LDKの中でアクセントになります。背面収納はキッチン家電が置く棚と吊戸棚+天井高の収納で、収納力は抜群です。光と風の取り込みを考えて2方向に窓を設けました。
【デスクスペース】
コンロの背面壁を利用して、デスクと飾り棚を設けました。PC作業やちょっとした書き物をするときに重宝します。
【和室】
8帖と大きめの伝統的な和室には、雪見障子を採用しました。襖を隔てて隣のお部屋も和室になっています。
【2階和室】
玄関の吹抜けに面する本来は壁となる部分を敢えて扉にして、開口が大きく取れるようにしました。吹抜け部分までを一つの空間のように認識できるため、実際の大きさよりもお部屋を広く感じることができます。転落防止と和の演出のために木の柵を設置しました。
【ファミリークローゼット】
普段着を1か所にまとめて収納できるファミリークローゼットは、洗濯物を各お部屋に運ぶ手間がなくなり、非常に家事がラクになります。風の通りを確保するため、棚の上にも横長の窓を配置しました。
【吹抜け】
玄関入ってすぐの階段は吹抜けにしました。非常に開放感のある空間です。壁の色合いや質感が、和を感じさせてくれます。
【玄関】
とても広々とした玄関からは、階段の吹抜けは見え、階段自体は見えないような配置に工夫しました。収納の上には季節のお花屋小物を飾ることができます。玄関横にシューズクロークを設けたため、玄関に靴や外で使う道具が散乱することがなく、いつもスッキリと保つことができます。
【玄関ポーチ】
屋根のつくりやダーク色の外壁で、伝統的な和風住宅の雰囲気を演出しました。玄関扉は4枚建ての引き違いで、開口を非常に大きくとることができます。