木の柔らかい色で溢れた2世帯住宅

壁の白と床板や建具の木の色で統一した柔らかい雰囲気のリビング。オリジナルのテレビボードは床から浮かせることでお掃除がしやすいようになっています。また、テレビボードの下と収納の上に間接照明を設けることで、夜もオシャレな雰囲気になります。また、大容量の収納をリビングに配置したので、部屋に物があふれる心配がありません。

ダイニング横に大きな窓、背面のデスクスペースにも縦長の窓を2つ配置することで、光と風がよく通るダイニングになりました。

白色のキッチンを選ぶことで、壁や天井から浮くことなくよく馴染んでいて、木の色がとても映えます。キッチン背面にも窓を配置して、自然光でも十分明るいキッチンになりました。

キッチンとダイニングを並列の配置にすると、配膳動作が短く済んで家事がラクになります。また、アイランド型のキッチンはぐるっと回遊できるため、家事・生活動線に非常に優れています。キッチンとレンジフードの裏側に収納を設けました。キッチン家電などの説明書・保証書などを収納しておくことができます。

ダイニングの背面に設けたデスクコーナーでは、PC作業や簡単な書き物、お料理中の休憩スペースとしても使用できます。収納も設けたので、書類関係をまとめておくことができます。

茶色の壁と木の天井で、落ち着いた雰囲気の和室になりました。障子は少しデザインが入っているものにしてアクセントにしました。

玄関入ってすぐの建具を開けると階段があります。この間取りのメリットは、玄関から入ってすぐに2階へアクセスできること、また1階と2階の空間が完全に分かれているため冷暖房の効率がよくなること。さらに、2階へ移動する際にかならずリビングを通らなければならない「リビング階段」と比べると、プライバシーを保ちやすいというメリットもあります。

2階の洋室は、勾配天井のスペースロフトを設けました。クローゼットと合わせて収納たっぷりのお部屋になりました。梁見せと板張りの天井、建具やロフトの柵にも木を使用し、木の優しい雰囲気に溢れたお部屋です。

玄関の隣にシューズクロークを設けました。玄関に物があふれることなくいつもスッキリ片付いた状態を保つことができます。また、間に扉をつけることで、急な来客時にも扉を閉めるだけで慌てることなく対応できます。

玄関ホールの建具を照らすように、天井を掘り込んで間接照明を設置しました。照明によってとても上品な雰囲気の玄関になりました。

白色をベースに、アクセントとしてバルコニーのみダークな木板風の外壁を使いました。切妻の屋根と合わせて和モダンな外観になりました。